矯正歯科
当院では、「治療から予防へ」を理念にお子様をはじめ、全世代にわたり、口腔機能の重要性をご説明し、口腔筋機能療法(MFT)を積極的に導入した矯正歯科診療を行っております。
お口の状態を拝見した上で、予想される治療内容、ふさわしい開始時期、期間、使用する器具などについてわかりやすくご説明いたします。その情報提供こそが大切と考えております。
患者様の今後の生活が豊かになりますよう、患者様一人ひとりに寄り添った矯正歯科治療をご提案しております。
口腔筋機能療法:MFT(Myofunctional Therapy)について
こんなお悩みはありませんか?
- ポカン口
- 口呼吸
- 舌が出る
- 言葉が聞き取りにくい
- 早食い・遅食い
- クチャクチャ音がする
- 歯ぎしり・食いしばり
- 舌や頬を噛んでしまう
- 飲み込みにくい
- むせる
これらは、口腔機能の発達・低下と密接に関連しているかもしれません。
MFT(口腔筋機能療法)とは
口腔筋機能療法(MFT)とは、「歯列を取り巻く筋肉の機能を改善する訓練法」です。具体的には、姿勢 / 呼吸 / 咀嚼 / 嚥下 / 発音 / 舌位 / 口唇位などの筋肉の改善を目的としたトレーニングです。
歯は、舌・口唇・頬などの口腔周囲の筋肉から持続的な力を受けています。口腔筋機能療法(MFT)の目的は、歯に加わる筋圧のバランスを整え、歯列の正常な形態を維持する環境を得ることにあります。ゆえに、矯正歯科治療に口腔筋機能療法(MFT)を取り入れることにより、治療後の形態と機能の調和・安定性に深く影響を与えます。
また、口腔機能とは、食べる、話す、笑う、呼吸する、生きていくうえで重要な役割を果たす機能を指し、生涯にわたり歯・口腔の健康が社会生活の向上に寄与することも踏まえると、口腔機能の獲得・改善・維持・向上を担う口腔筋機能療法(MFT)の役割は、歯科としての大切な医療の側面になってゆくと考えます。
当院では、人生100年時代の口腔ケアとして、離乳食を開始する乳幼児期のお子様からご高齢の方まで全世代において、口腔機能の重要性を説明し、第一疾病の治療だけではなく、「治療から予防」へ、口腔筋機能療法(MFT)を通じて、患者さんのライフ設計にどの様に寄り添い、患者様の健康に寄与できるかを大切に考えています。
矯正歯科診療料金一覧
| 項目 | 内容 | 料金(税別) |
|---|---|---|
| 相談料 | ご相談 | ¥3,000 |
| 検査・診断料 | 診断に必要な検査および治療方針の説明 | ¥30,000 |
| 基本料金一覧 | ||
| 乳歯列期治療 | 乳歯列期の治療 | ¥30,000 |
| 第1期治療 | 混合歯列期から永久歯列期までの治療 | ¥350,000 |
| 第2期治療 | 第1期治療後に行う仕上げの治療 | ¥300,000 |
| 本格矯正治療 | 永久列期の治療 | ¥650,000 |
| 限局矯正 | 部分的な歯の移動 ※動かす歯の本数や使用する装置によって異なります。 | ¥150,000〜 |
| 審美的矯正装置 | 目立ちにくい矯正装置 | ¥100,000 |
| 保定装置(上下顎) | 後戻りを防止し安定をはかる装置 | ¥35,000 |
| その他処置料金 | ||
| 処置・観察料 | 治療期間中および経過観察中 | ¥5,000 /¥ 3,000 |
| MFT(口腔筋機能療法) | 口腔機能発達不全および機能低下に対するトレーニング | ¥5,000 |
| 口腔衛生指導およびPMTC | 矯正治療期間中の口腔清掃・指導 | ¥3,000 |
※矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自由(自費)診療となります。
治療期間・保定期間について
治療期間は、不正咬合の状態、習癖の有無など、お一人お一人の口腔内状況により個人差があります。目安として、お子様の場合は、約1.5〜2年くらい(通院回数18〜24回程度)、大人の場合は約2〜3年前後(通院回数24〜36回程度)となります。来院頻度は、通常1ヶ月に1度くらいです。
また、歯並びが整い装置をはずした後、リテーナーといわれる保定装置をつけて、動いた位置で歯を安定させます。
リテーナーをつける理由は次の2つです。(日本臨床矯正歯科医会より抜粋)
- 矯正歯科治療で移動させた歯は、当初はまだ不安定な状態で、放っておけば治療前の状態に戻ろうとするため。
- 新しい環境にまわりの組織がなじむまでには、ある程度の時間が必要となるため。
リテーナーをつける保定期間は、平均2年程度です。
しかし、歯は、少しずつすり減って動いたり、ずれたりします。歯周病や加齢現象によっても、歯の支えが弱くなり、動いてきます。
そのため保定期間も、お一人お一人の口腔内状況により個人差があります。そして、保定期間終了後も長きにわたり、口腔内を管理させて頂きたいと考えます。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
(日本矯正歯科学会ホームページより抜粋)
(1)矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間〜1、2週間で慣れてきます。
(2)歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
(3)矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
(4)治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくく なるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
(5)歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
(6)ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
(7)ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
(8)矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
(9)治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
(10)治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
(11)歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
(12)矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
(13)矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
(14)動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や むし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
(15)動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
(16)あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
(17)治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
(18)矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。









